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フューチャースピリッツ、CSCのクラウドWAF「攻撃遮断くん」をマレーシア、タイ、ベトナムで販売

 株式会社フューチャースピリッツと株式会社サイバーセキュリティクラウド(以下、CSC)は26日、海外市場での事業展開について業務提携すると発表した。フューチャースピリッツは、CSCのクラウド型Webアプリケーションファイアウォール(WAF)「攻撃遮断くん」(英語名:shadankun)を、海外子会社を通じてマレーシア、タイ、ベトナムで販売開始する。

 CSCの攻撃遮断くんは、Webアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃からWebサイトを保護する、SaaS型のWAFサービス。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング、ブルートフォースアタックにも対応しており、通常のファイアウォールやIPS/IDSでは対応できない、Webアプリケーションを狙った攻撃を検知/遮断できるという。

 フューチャースピリッツでも、2016年より国内で攻撃遮断くんの販売を進めてきたが、今回、マレーシア、タイ、ベトナムの各拠点でも攻撃遮断くんを販売することを決め、CSCと合意した。

 同社は、各国で提供している専用サーバーやVPSとセットで攻撃遮断くんを販売する計画で、対象としては、現地の日系企業だけでなくローカル企業も想定している。

 価格例は、マレーシアの場合、初期設定費用が400リンギット、月額費用が600リンギット。タイでは、初期設定費用が3000バーツ、月額費用が5000バーツ。ベトナムでは、初期設定費用が100ドル、月額費用が150ドル。

 なお攻撃遮断くんは、3月20日より管理画面の英語表記切り替え機能を提供開始しており、管理機能を日本語、英語で利用できる。