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コンカー、自社クラウドサービスのブランド名を「SAP Concur」に刷新

 株式会社コンカーは1日、経費精算をはじめとする自社クラウドサービスのブランドを「SAP Concur」へ刷新すると発表した。コンカーの米本社は独SAPに買収されているが、今回、ソリューションブランドをSAPと統合した「SAP Concur」へ統合し、SAPとの協業を強化することにより、イノベーションをより積極的に推進するとアピールしている。

 コンカー 代表取締役社長の三村真宗氏は、プレスリリースの中で「SAPの優れたイノベーションと企業向けソフトウェア最大手としての知見・経験をコンカーに取り入れることで、間接費だけにとどまらない、企業全体でのコスト管理の高度化が実現できる。ブランド統合を通じて、SAPと共に日本企業のデジタルトランスフォーメーションをさらに加速していく」とコメント。

 なおSAP Concurブランドでは、従業員が頻繁に使うサービスやアプリケーションと連携することで、あらゆるビジネスシーンでの経費支出を把握し、可視性を高めるソリューションの提供や、出張手配から経費精算・ベンダー経費の支払いに至るまで、間接費に関係するあらゆるシーンにおいて、SAPと統合しクラウド環境で一元化することを目指すとしている。