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オープンストリーム、“Red Hat on Azure”のインテグレーション事業を推進

 株式会社オープンストリームは6日、Microsoft Azure環境上でオープンソースソフトウェア(OSS)を活用するシステムインテグレーション(SI)事業を強化すると発表した。

 米Microsoftと米Red Hatでは現在、Microsoft Azure上で稼働するRed Hat Enterprise Linux(RHEL)の従量課金提供、および統合的な共同サポートを柱とする協業をグローバルで展開している。また日本国内でも、日本マイクロソフトとレッドハットが、Microsoft Azureを基盤としたOSSの導入・展開を促進するパートナープログラム「Red Hat on Azure Partner Network」を開始している。

 オープンストリームも、両社とそれぞれパートナー契約を締結して、Red Hat on Azure Partner Networkプログラムへ参加しており、今後もさらに緊密な連携のもとで、顧客企業へ最適なシステムの提案・提供を行っていくという。

 またオープンストリームでは、Microsoft AzureおよびRed Hat製品をサブスクリプションとして提供し、同社が培ってきたオープンソース、クラウドでの開発実績とビッグデータ活用、AI・機械学習のナレッジを生かして、PoC(概念実証)や開発を実現するとのこと。

 なお、オープンストリームではこれまでも、JavaやPHPを中心としたWebシステムの構築や、Apache Sparkなどを利用したデータ基盤システムの構築を実施してきたが、こうしたOSSの採用メリットは、単なるコストダウンではなく、最新技術を活用できることだと説明。

 レッドハットのOpenShiftやJBoss Middlewareといったソリューションを活用しやすいPaaSがさまざま用意されているMicrosoft Azureを用いることで、顧客にとってより良いDevOps開発のためのシステム設計を提供できるとしている。