ニュース
オープンストリーム、“Red Hat on Azure”のインテグレーション事業を推進
2017年12月6日 13:04
株式会社オープンストリームは6日、Microsoft Azure環境上でオープンソースソフトウェア(OSS)を活用するシステムインテグレーション(SI)事業を強化すると発表した。
米Microsoftと米Red Hatでは現在、Microsoft Azure上で稼働するRed Hat Enterprise Linux(RHEL)の従量課金提供、および統合的な共同サポートを柱とする協業をグローバルで展開している。また日本国内でも、日本マイクロソフトとレッドハットが、Microsoft Azureを基盤としたOSSの導入・展開を促進するパートナープログラム「Red Hat on Azure Partner Network」を開始している。
オープンストリームも、両社とそれぞれパートナー契約を締結して、Red Hat on Azure Partner Networkプログラムへ参加しており、今後もさらに緊密な連携のもとで、顧客企業へ最適なシステムの提案・提供を行っていくという。
またオープンストリームでは、Microsoft AzureおよびRed Hat製品をサブスクリプションとして提供し、同社が培ってきたオープンソース、クラウドでの開発実績とビッグデータ活用、AI・機械学習のナレッジを生かして、PoC(概念実証)や開発を実現するとのこと。
なお、オープンストリームではこれまでも、JavaやPHPを中心としたWebシステムの構築や、Apache Sparkなどを利用したデータ基盤システムの構築を実施してきたが、こうしたOSSの採用メリットは、単なるコストダウンではなく、最新技術を活用できることだと説明。
レッドハットのOpenShiftやJBoss Middlewareといったソリューションを活用しやすいPaaSがさまざま用意されているMicrosoft Azureを用いることで、顧客にとってより良いDevOps開発のためのシステム設計を提供できるとしている。