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ビジネスチャット「direct」、写真や動画を一元管理するオプションを提供

トークルームを写真フォルダのように利用可能

 株式会社L is Bは20日、ビジネスチャットサービス「direct」の有償オプションとして、directで共有した写真や動画を管理する機能「direct PhotoView」を提供開始すると発表した。

 directは、LINEに似たインターフェイスを持つ、社内利用に特化したチャットツール。テキストメッセージのやりとりを行える「トーク」や「グループチャット」機能を中心に、スタンプ機能、複数の選択肢から回答を求めたり、Yes/Noの選択を求めたりできる「アクションスタンプ」など、さまざまな機能を搭載している。

 今回提供するdirect PhotoViewは、directのトークルームなどで共有した写真・動画(以下、写真)を一元的に管理するオプション。directで共有された写真は、通常、新しい投稿があるとどんどん流れていってしまうが、この機能を利用すると、トークルームを選ぶだけで過去にやり取りした写真をアルバムのように一覧表示できるため、トークループを写真フォルダとして利用可能という。

 また、同時に送信されたメッセージも確認できるほか、選択した写真の一括ダウンロード、一括印刷にも対応。複数のトークルームを同時に選べば、現場ごとの比較も行えるとのこと。

 こうした機能によって、チャットの履歴をさかのぼって写真を探す手間が省け、作業効率が向上。directで共有した写真を企業の情報資産として活用できるとした。

 さらに、写真を選んでテンプレートを指定すると、位置やサイズを自動調整して写真を流し込む報告書作成機能を搭載。報告書の容易な作成を可能にするとした。報告書のテンプレートは自社の形式にあわせて複数登録できる。

 価格(税別)はdirectの契約プランによって異なり、ベーシック(10名まで)では月額3600円、プラス(20名まで)では月額7200円など。別途、direct自体の費用も必要になる。

 なお、direct PhotoViewを契約すると、ストレージ容量が契約プランの2倍に拡大される。またPCがなくても利用できるよう、iPad向けのアプリもリリースされた。