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テクマトリックス、アーキテクチャ分析ツール最新版「Lattix 10」を販売開始

 テクマトリックス株式会社は、米Lattixが開発したアーキテクチャ分析ツール「Lattix」の最新日本語版「Lattix 10」の販売を開始した。テクマトリックスは国内総販売代理店として、ソフトウェア開発に携わる顧客を対象に、製品の日本国内での販売、マーケティング、ユーザーサポートなどの活動を展開する。

 Lattixは、ソフトウェアの構造と依存関係をDSM(Dependency Structure Matrix)を使って可視化するツール。自動車、複合機、デジタルカメラ、カーナビなどの製造業、医療機器、金融など各種業界で導入され、ソフトウェアの構造上の問題検出、コード修正時の影響分析、リファクタリングなど多様な目的で利用されている。

 最新版のLattix 10では、ソフトウェア構造に関する問題を検出するアーキテクチャチェッカー機能が強化され、チェックできる項目が多数追加された。また、ウェブブラウザーでLattixの分析結果を閲覧できるLattix Webの機能を強化し、過去から蓄積された分析結果や各種レポートを参照できるようになった。これにより、プロジェクトメンバー間の情報共有が容易に行えるようになった。

 このほか、動作環境としてWindows 10に正式に対応し、C++ 11、C++ 14、Java 1.8のコード解析に対応した。出荷開始予定日は12月22日。価格は要問い合わせ。12月6日時点で保守サービスを契約しているLattixユーザーには、Lattix 10バージョンアップ製品を無償で提供する。