ニュース

テクマトリックス、アーキテクチャ分析ツール「Lattix 11」日本語版を販売開始

 テクマトリックス株式会社は20日、アーキテクチャ分析ツール「Lattix」の最新日本語版「Lattix 11」の販売を開始した。テクマトリックスはLattixの国内総販売代理店として、ソフトウェア開発に携わる顧客を対象に、製品の日本国内での販売、マーケティング、ユーザーサポートなどの活動を展開していく。

 Lattixは、ソフトウェアの構造と依存関係を、DSM(Dependency Structure Matrix)を使って可視化するツール。

 最新版のLattix 11では、追加開発や改変が主流となっている製造業のソフトウェア開発の品質担保を、アーキテクチャの側面から支援する機能を追加。グローバル変数と関数の関係をCRUD図に似たマトリクス形式で表現するRead/Writeマトリクスビュー、コードを変更する際の影響度を数値化するメトリクス、C/C++のポインターとグローバル変数に関連する依存関係の可視化といった機能を実装した。

 さらに、アーキテクチャルール違反を課題として登録するJIRA連携や、SonarQube連携など、継続して品質を確保するための機能も追加した。

 テクマトリックスでは、Lattixを始めとする解析ツールを用いて、ソフトウェアライフサイクル全般においてソフトウェアの構造変化を継続的に監視する環境を構築するCI環境構築サービスや、ソフトウェアに潜む構造上のリスクを客観的に評価するソフトウェア分析レポート作成サービスも展開していくとしている。