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日本HP、ビジネス向けプリンター新ブランド「HP PageWideシリーズ」など6機種を発表
2016年6月3日 13:47
株式会社日本HPは2日、ビジネス向けインクジェットプリンターとして、新ブランド「HP PageWideシリーズ」を含む5機種と、A4モノクロレーザープリンター「HP LaserJet Pro M501dn」を発表した。
日本HPでは、独自のインクジェットプリント技術「HP ページワイドテクノロジー」を搭載するプリンター製品を「HP PageWide」ブランドに統一。従来の「HP Officejet Pro Xシリーズ」と「HP Officejet Enterprise Xシリーズ」を、新たに「HP PageWide Proシリーズ」「HP PageWide Enterpriseシリーズ」として展開していく。
「HP PageWide Proシリーズ」では、A4インクジェットプリンター「HP PageWide Pro 552dw」と、A4インクジェット複合機「HP PageWide Pro 577dw」の2製品を発売する。1カ月の印刷枚数が最大6000枚の小規模事業者およびワークグループを対象とした製品で、印刷速度はモノクロ、カラーともに最大70枚/分、ISO基準で約50枚/分で、ファーストページアウトまでの時間短縮を実現。さらに大容量になったインクカートリッジや、追加給紙トレイ(オプション)、1パス両面スキャン機能(577dwのみ対応)などを提供する。
直販サイト「HP Directplus」での販売価格(税別)は、HP PageWide Pro 552dwが7万5000円、HP PageWide Pro 577dwが9万8000円。販売開始日は7月下旬。
「HP PageWide Enterpriseシリーズ」では、A4インクジェットプリンター「HP PageWide Enterprise Color 556dn」と、A4インクジェット複合機「HP PageWide Enterprise Color MFP 586z」を発売する。1カ月の印刷枚数が最大7500枚の小規模事業者や中規模ワークグループを対象とした製品。印刷速度はモノクロ、カラーともに最大75枚/分、ISO基準では50枚/分。オプションにより無線LAN/NFCにも対応し、また、給紙トレイとスタンドを追加することで最大2050枚給紙を備えたフロア据え置き型としても利用できる。
直販サイトでの販売価格(税別)は、HP PageWide Enterprise Color 556dnが14万8000円、HP PageWide Enterprise Color MFP 586zが32万8000円。販売開始日は6月2日(出荷は7月下旬の予定)。
HP OfficeJet Proシリーズでは、A4インクジェット複合機「HP OfficeJet Pro 6970」を発売する。1カ月の印刷枚数が最大800枚のSOHO、SMBを対象とした製品。新たに自動両面スキャンにも対応したほか、カラータッチスクリーン、にじみにくい顔料黒インク、1500枚印刷できる増量インクにも対応する。直販サイトでの販売価格(税別)は2万1800円。販売開始日は7月下旬。
HP LaserJetシリーズでは、コンパクトサイズのA4モノクロプリンター「HP LaserJet Pro M501dn」を発売する。1カ月の印刷枚数が最大6000枚の中小規模事業者やワークグループを対象とした製品で、ローエンドレーザー製品としては初めて、印刷枚数を向上させる技術「JetIntelligence」を搭載した大容量のトナーカートリッジを採用した。直販サイトでの販売価格(税別)は8万7000円。販売開始日は6月2日(出荷は7月下旬の予定)。