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日本HP、ビジネス向けプリンター新ブランド「HP PageWideシリーズ」など6機種を発表

 株式会社日本HPは2日、ビジネス向けインクジェットプリンターとして、新ブランド「HP PageWideシリーズ」を含む5機種と、A4モノクロレーザープリンター「HP LaserJet Pro M501dn」を発表した。

 日本HPでは、独自のインクジェットプリント技術「HP ページワイドテクノロジー」を搭載するプリンター製品を「HP PageWide」ブランドに統一。従来の「HP Officejet Pro Xシリーズ」と「HP Officejet Enterprise Xシリーズ」を、新たに「HP PageWide Proシリーズ」「HP PageWide Enterpriseシリーズ」として展開していく。

HP PageWide Pro 552dw
HP PageWide Pro 577dw

 「HP PageWide Proシリーズ」では、A4インクジェットプリンター「HP PageWide Pro 552dw」と、A4インクジェット複合機「HP PageWide Pro 577dw」の2製品を発売する。1カ月の印刷枚数が最大6000枚の小規模事業者およびワークグループを対象とした製品で、印刷速度はモノクロ、カラーともに最大70枚/分、ISO基準で約50枚/分で、ファーストページアウトまでの時間短縮を実現。さらに大容量になったインクカートリッジや、追加給紙トレイ(オプション)、1パス両面スキャン機能(577dwのみ対応)などを提供する。

 直販サイト「HP Directplus」での販売価格(税別)は、HP PageWide Pro 552dwが7万5000円、HP PageWide Pro 577dwが9万8000円。販売開始日は7月下旬。

HP PageWide Enterprise Color 556dn
HP PageWide Enterprise Color MFP 586z

 「HP PageWide Enterpriseシリーズ」では、A4インクジェットプリンター「HP PageWide Enterprise Color 556dn」と、A4インクジェット複合機「HP PageWide Enterprise Color MFP 586z」を発売する。1カ月の印刷枚数が最大7500枚の小規模事業者や中規模ワークグループを対象とした製品。印刷速度はモノクロ、カラーともに最大75枚/分、ISO基準では50枚/分。オプションにより無線LAN/NFCにも対応し、また、給紙トレイとスタンドを追加することで最大2050枚給紙を備えたフロア据え置き型としても利用できる。

 直販サイトでの販売価格(税別)は、HP PageWide Enterprise Color 556dnが14万8000円、HP PageWide Enterprise Color MFP 586zが32万8000円。販売開始日は6月2日(出荷は7月下旬の予定)。

HP OfficeJet Pro 6970
HP LaserJet Pro M501dn

 HP OfficeJet Proシリーズでは、A4インクジェット複合機「HP OfficeJet Pro 6970」を発売する。1カ月の印刷枚数が最大800枚のSOHO、SMBを対象とした製品。新たに自動両面スキャンにも対応したほか、カラータッチスクリーン、にじみにくい顔料黒インク、1500枚印刷できる増量インクにも対応する。直販サイトでの販売価格(税別)は2万1800円。販売開始日は7月下旬。

 HP LaserJetシリーズでは、コンパクトサイズのA4モノクロプリンター「HP LaserJet Pro M501dn」を発売する。1カ月の印刷枚数が最大6000枚の中小規模事業者やワークグループを対象とした製品で、ローエンドレーザー製品としては初めて、印刷枚数を向上させる技術「JetIntelligence」を搭載した大容量のトナーカートリッジを採用した。直販サイトでの販売価格(税別)は8万7000円。販売開始日は6月2日(出荷は7月下旬の予定)。