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成長市場から突然の撤退 Google CloudがIoTマネージドサービスを終了

 Google CloudがIoTマネージドサービス「Google Cloud IoT Core」の終了を発表した。発表から5年での突然の打ち切りとなる。IoTは成長の真っ盛りだ。Googleが得意とするデータ分析などは強みのはずだが、後継のプロジェクトも示されていない。ユーザーからは困惑と憤りの声が上がっている。

発表から5年、2023年8月終了

 Google Cloud IoT Coreは、IoTデバイスの接続、管理に加え、デバイスからのデータ取り込みや分析などの機能も備える「フルマネージドサービス」だ。Cloud Dataflow、BigQuery、Cloud BigtableなどのGoogle Cloudの分析機能、TLS 1.2の非対称キー認証などのセキュリティ、拡張性などを特徴とする。

 Google Cloudは2017年に同サービスを発表。一般公開(GA)となったのは2018年だ。そのGoogle Cloud IoT Coreを終了するという発表は、ひっそりと行われたようだ。

 Tech Crunchによると、Google Cloud IoT Coreのページに8月15日の週、終了の告知が掲載され、顧客にはメールが送られたという。ページには「Google Cloud IoT Coreは2023年8月16日に終了します。詳しい情報が必要な方は、Google Cloudのアカウントチームにコンタクトしてください」という2文が冒頭のバナーに表示された。この告知は言語を英語表示にした時だけに表示されるようだ。

 顧客へのメールには「現在のIoT Coreサービスは2023年8月16日に終了し、その時点でIoT Core Device Manager APIへのアクセスはできなくなります」「今後1年間、移行をサポートする追加情報の提供を続けます」などと記されていたという。

 Google Cloud広報はTech Crunchの取材に対し、「顧客に移行とソリューションの選択肢を提供するためにさまざまな作業をしてきた。また終了まで1年の期間も設けている」とコメントしている。