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「インド生まれで技術者」次期CEOに期待するIBM
2020年2月10日 11:33
Krishna氏が挑む課題と強い味方
IBMはRometty体制下で新分野に投資してきたが、まだそこから実質的な収益を上げるには至っていない。期待のマルチクラウドでは多くのライバルとの競争に直面している。GartnerのLowery氏は、Krishna氏がうまくクラウド戦略を遂行していけるかは、様子見が必要としている。
だが、アナリストらの期待の大きさの背景にはもう一人のキーマンの存在がある。Red HatのCEOで、IBMのシニアバイスプレジデントを務めるJames Whitehurst氏だ。Whitehurst氏はIBM社長に就任することが発表されている。
KeyBanc Capital MarketsのArvind Ramnani氏は「(Krishna氏とWhitehurst氏という)新しいチームは、より深いレベルの技術知識をトップにもたらす。業界の変化が速い中、これは必要なことだ」とQuartz Indiaに語っている。
Krishna氏はIBMを変えていけるか――。確信まで持っているアナリストは少ない。Krishna氏は57歳。IBMの伝統に従うなら、時間はあまり残されていない。