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ランキングで振り返る、2014年のクラウド業界動向(4月~6月)

【4月】

 ここ1年、大きな注目を集めてきたWindows XPのサポート終了問題。ついにサポートが終了した4月9日(日本時間)の、マイクロソフトの記者会見をレポートした記事が4月のトップだった。サポート終了により、新たな脆弱性が見つかったとしてもパッチが提供されなくなったため、継続してWindows XPを使用し続けるのは危険な状態となる。あらためて、最新の環境への移行をお勧めしたい。

【5月】

 5月もマイクロソフト関連の記事が人気を集めていた。好調が伝えられているSurface Pro 3は記事も人気だったし、利用が広がるOffice 365関連の記事もたびたび上位にランクインしている。

 もっとも驚愕したのは、14位にランクインしたMicrosoftとsalesforce.comの提携だろうか。CEOがサティア・ナデラ氏に変わってからは、今までは考えられなかったようなニュースが多く飛び出すようになった。

【6月】

 Windows XPに続いてサポート終了を控えているのは、Windows Server 2003だ。1位は、そのサーバーOSからの移行支援サービスについてだが、この後も各社から続々と移行支援サービスが発表され、高い注目を集めていた。

 一方では、12位にランクインしたDockerも読者の関心が高い。これまでのハイパーバイザーを用いた仮想化技術とは毛色の違うコンテナ型の仮想化技術は、今後どう広がっていくのだろうか。

編集部