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ランキングで振り返る、2014年のクラウド業界動向(1月~3月)

【1月】

 1位はIBMサーバー事業のLenovoへの売却。PC事業に続いての売却で、両社の動向からも目が離せない。

 3位には農業ICTの記事。生産の安定、スキルの継承、収穫量予測とこれまでITが未踏だった分野の話題に関心も高かった。6位には愛知県、7位には熊本県、12位には大阪府と、自治体での大規模導入事例も多数。特に「教育」はこの後も多くの事例が誕生した。

【2月】

 1位はRHEL7の新機能に関する記事。この記事はその後しばらくアクセスが継続するほど人気となった。4位に入ったのはサイボウズの「利益0円」の話題。ネガティブな話ではなく、それだけ現状が「投資すべき好機である」と強調する青野社長が印象的だった。

 7位と8位に入ったスパコンの話題も人気が根強い。3月にも1件、スパコンの話題がランクインしている。

【3月】

 Windows XPサポート終了を間近に控えていたこともあり、1位と4位に関連記事がランクイン。3位に入った「NECソリューションイノベータ株式会社」の記事もその後アクセスが継続した記事となった。理由はソフト子会社7社を統合というインパクトか、社名のインパクトか……。

 継続して大規模なIT変革を進めるANAも注目度が高い。

編集部