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NTTデータ、Twitterデータ活用ビジネスでNECとパートナーシップ契約を締結

 株式会社NTTデータは30日、Twitterデータを利用したシステムインテグレーション(SI)事業の市場拡大を加速させるため、パートナーの1社として日本電気株式会社(以下、NEC)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。

 NTTデータは、米Twitterとツイートデータの再販契約を締結し、2012年からTwitterオフィシャルパートナーとして、官公庁や金融機関、メーカー、流通業などさまざまな業界に対して、Twitter全量データをベースにサービスを提供している。

 NTTデータでは、国内におけるTwitterデータ活用の市場を広げるため、パートナー企業から顧客の要件や案件の特性に合わせて、Twitterデータを組み込んだサービスを構築し、提供できる仕組みとなる「SIerパートナーシップ制度」を開始。今回、パートナーの1社として、NECとの契約を締結した。

 これにより、NTTデータの提供するTwitter全量データおよび言語解析技術を、NECとのパートナーシップに基づき、より広い顧客に提供できると説明。さらに、NECのAI技術群「NEC the WISE」や画像認識技術などにTwitterデータを組み合わせることで、より付加価値の高いシステム構築やサービスを提供できるとしている。

 NTTデータでは、Twitterの無償提供のAPIが廃止される方向性を踏まえ、公式かつ商用利用に適したデータの提供により、健全性の高いデータ活用の促進、市場の拡大を目指すと説明。商用利用に適したTwitterデータを活用する市場のさらなる拡大、およびより多くのパートナーを獲得することで、顧客の企業活動に貢献できるシステムやソリューションの開発を推進し、関連ソリューションを含めて2020年度末までに累計50億円の売り上げを目指す。