週刊データセンターWatch:

【データセンター用語集】ESGとは
2026年1月13日 06:00
環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)3つの英語の頭文字からなる略語で、企業が長期的に成長していく上ではこの3要素が重要とする考え方。ESGへの取り組み具合を事業活動や投資の判断に活用する例は多く、データセンター分野においては省電力性、再生可能エネルギーの利用可否などが近年重視される傾向にある。
ESGの端緒は2006年、当時の国連事務総長であったコフィー・アナン氏が提唱した「責任投資原則(PRI)」であるという。企業活動では利益が最重要視されることは言うまでもないが、そこへESGという新たな視点を加えたかたちだ。ちなみに「SDGs(持続可能な開発目標)」の採択は2015年9月の国連サミットである。
各種サービスのIT化や生成AIの普及を受け、データセンター需要は増加している。企業が事業を拡大させるにはインフラ増強が必要で、そしてサーバー稼働には電力が欠かせない。よって、いかに電力消費を抑え、さらには発電に伴って発生するCO2を減らすかは、コスト減とESGの両面から重要になってくる。
データセンターのESGに関する指標としてはPUEがある。この他に、空調方式や建築物の構造、太陽光・風力・水力などの再生可能エネルギーを受電できるかどうかなども関わってくる。