週刊データセンターWatch:

さくらケーシーエスが神戸市で新データセンター、2025年度第3四半期サービス開始
2025年4月15日 06:00
SMBCグループの株式会社さくらケーシーエスは、神戸市内に新しくデータセンターを開設すると発表した。同センターでのサービスは2025年度第3四半期より順次開始する予定。
新データデンターは、AIサーバーなどの導入を想定。JDCC(日本データセンター協会)が定める信頼性基準で最高位となるティア4相当のファシリティを備え、入退館時のセキュリティ対策で顔認証を導入するなど、最新鋭環境の実現を目指した。また太陽光発電、地下冷気による空調電力削減など環境面にも配慮した。
立地は神戸市内で、交通利便性と耐災害性の両立が図られているという。サービスの提供は2025年度の第3四半期から順次開始する。
なお、新データセンター開設に際して、3億95000万円の特別損失を計上することも発表された。稼働中の旧データセンターは新データセンターへ環境を順次移行するとしており、旧施設の資産の減損処理を行うためとしている。