週刊データセンターWatch:

IDCフロンティア、府中DCでGPU対応「高負荷ハウジングサービス」を増床
2025年3月4日 06:00
株式会社IDCフロンティアは、運営する「東京府中データセンター」において、GPUをはじめとする超高発熱機器の集積設置に対応する「高負荷ハウジングサービス」の増床を発表した。増床エリアでは、1ラックあたり最大30kVAの電力供給が可能になった。
「高負荷ハウジングサービス」は2022年3月に提供を開始。AI研究・開発で広く利用され、まもなく満床を迎えるという。これをうけ、2024年12月~2025年1月に増床工事を実施。約60ラックが追加され、従来分と合わせて約100ラック体制となった。将来的には合計230ラックの提供を計画している。
設備の空調にはリアドア型水冷空調機を使用。ラック電力は標準を15kVAとし、最大で30kVAをサポートする。ラック積載荷重は1050kg。