グッドマン、つくば市で2026年にデータセンター開業へ。電力1000MW確保

　オーストラリアを本拠とする不動産開発企業・グッドマングループは、茨城県つくば市で新データセンターキャンパスの建設を進めている。1棟目の施設は2026年に完成予定。また、最大1000メガワット（MW）の電力を供給するための契約を締結したと発表した。

「グッドマンつくばデータセンターキャンパス」の完成予想図

　グッドマンは2022年、つくば市から45ヘクタールの土地を取得。現在は新データセンター開設のため、敷地における準備工事およびインフラ工事を進めている。なお、1棟目のデータセンターは2026年に完成予定で、電力規模は50MWとなる見込み。この施設については、すでに顧客企業と開発・賃貸借に関する覚書を締結済みという。

　グッドマンは世界12都市でデータセンターを展開している。千葉県印西市では300MW級のデータセンター建設プロジェクトが進行中で、つくば市の新施設はそれに次ぐ規模。