週刊データセンターWatch:

AirTrunkが大阪でデータセンター新規開設へ。国内では3施設目

 アジア・太平洋圏でデータセンター事業を展開するAirTrunkは、大阪で施設開発を実施すると発表した。同社にとって日本国内では3番目となるデータセンターで、大阪への進出は今回が初めて。

 新データセンターの名称は「OSK1」。大阪西部エリアに立地し、総床面積は1万6500平方メートル以上となる見通し。また電源容量は20メガワット以上の規模に拡張できるとしている。

 OSK1の給電は敷地内に用意された77kV変電所から行われる。またPUEは1.15とする設計。ユーザーに対しては、再生可能エネルギーを利用するための調達オプションも提供する。

 AirTrunkはハイパースケーラー向けのデータセンター事業に注力しており、OSK1もその一角と担うという。なお、AirTrunkは東京圏ですでに2つのデータセンターを展開しており、OSK1の追加によって地域多様性も高まることが期待される。