週刊データセンターWatch:

アット東京、顧客向けハウジングサービスの使用電力を実質再エネ100%に

 株式会社アット東京は2023年4月から、自社データセンターのハウジングサービスおよびプレミアムラックコロケーションサービスにおいて、使用電力を実質再生可能エネルギー100%に切り替えたと発表した。

 電力切り替えの対象となるのは「中央センター(CC1)」「中央第2センター(CC2)」「第2センター(DC2)」。この3施設で、ハウジングサービス/ラックコロケーションサービス/プレミアムラックコロケーションサービスの新規利用契約を締結した顧客は、使用電力が実質再生可能エネルギー100%となる。要望に応じてトラッキング情報の提供も可能。

 アット東京では再生可能エネルギー100%のデータセンター運用に向けて各種取り組みを展開。今回の施策では、年間2400万kWh分の電力を実質再生可能エネルギー100%へ切り替えるかたちとなる。また、実施にあたっては東京電力エナジーパートナー株式会社の「グリーンベーシックプラン」を活用している。