週刊データセンターWatch:

AirTrunk、東京圏西部のデータセンター「TOK2」で第2期工事に着手

 ハイパースケールデータセンターの専門企業であるAirTrunkは、東京都西部の「AirTrunk TOK2(TOK2)データセンター」の拡張のため、第2期工事に着手したことを発表した。

 AirTrunkでは、オーストラリア、シンガポール、香港でデータセンターを展開してきた。日本進出もすでに果たしており、2021年11月には千葉県印西市で「AirTrunk TOK1(TOK1)」の稼働が開始した。

 先行するTOK1に対し、TOK2は東京圏西部エリアを拠点とする。2022年11月に着工に向けた地鎮祭が執り行われたが、この3カ月後に今回発表の第2期工事がスタートした格好となる。なお建設には大和ハウス工業、日本設計、大林組などが携わっている。

 TOK2は面積4.6ヘクタール、電力規模で110MWの施設となる見込み。また電力効率を示すPUEは1.15に達するとしている。