週刊データセンターWatch:

エクイニクス、東京都内で15拠点目のデータセンター「TY15」開設へ

 エクイニクスは、東京で15拠点目となるデータセンター施設「TY15」を港区に新設すると発表した。2024年下半期の開設を予定している。また初期投資規模は1億1500万ドル(1ドル140円換算で161億円)となる見込み。

 TY15は、既設データセンターの「TY6」「TY7」「TY8」から1km、「TY2」から約1.5kmの場所に立地する。またTY2との間ではダイレクトでのファイバー接続も用意される。

 収容能力は、第1期開業時は1200キャビネット、完全稼働時は3700キャビネット。また環境・サステナビリティの観点から、磁気軸受式チラー、フリークーリングなど温室効果ガス削減に繋がる各種技術を取り入れる。

 エクイニクスではアジア太平洋地域におけるデータセンター整備を積極的に進めており、同地域では主要都市13カ所、51のデータセンターを展開済み。10月には、インドネシアのジャカルタ中心部でデータセンターを新設する計画を発表した。