週刊データセンターWatch:

MCデジタル・リアルティ、相互接続プラットフォーム「ServiceFabric」提供

 MCデジタル・リアルティ株式会社は、ネットワーク相互接続プラットフォーム「ServiceFabric」の立ち上げを発表した。その対応サービス第1弾「ServiceFabric Connect」の提供を同時に開始する。北米、ヨーロッパ、アジアの61拠点・32都市圏において、MCデジタル・リアルティとそのパートナー企業との相互接続が可能になるとしている。

 データは、一カ所に集約すると活用・取り回しなどの利便性が向上する。しかし過度に集積してしまうと、外部からの活用が難しくなって結果的にデータ抽出や分析が困難になる「データグラビティ」の問題が近年指摘されている。MCデジタル・リアルティでは、ネットワークやシステムの相互接続性を高めることで課題解決を図ろうと試みており、新サービスの発表はその一環という。

 ユーザー企業は、ServiceFabricおよびServiceFabric Connectを通じて、1500社超の企業、1200社超のネットワークサービスプロバイダー、1100社超のクラウド・ITサービスプロバイダーが接続するデータベースコミュニティへ容易にアクセスできるようになる。