週刊データセンターWatch:

AirTrunk、都内2拠点目となるデータセンター「AirTrunk TOK2」新設へ

 AirTrunkは、東京都西部に110メガワット超のハイパースケールデータセンター「AirTrunk TOK2」を新設すると発表した。

 TOK2は同社としては8番目となるデータセンターで、敷地面積は4.6ヘクタール。電力規模は110メガワット超、PUEは1.15となる見込み。東京都東部では「AirTrunk TOK1」が2021年12月から稼働しており、TOK2新設によって東京都の東西でサービスを提供する体制が整う。

 TOK1とTOK2の2拠点体制下では、410メガワット規模での電力供給が可能という。なおTOK2の開発にあたっては、TOK1と同様に大和ハウス工業と協力する。

 AirTrunkはアジア太平洋地域および日本でデータセンターを展開。日本国外では、オーストラリアで4カ所(SYD1、SYD2、SYD3、MEL1)、シンガポールと香港でそれぞれ1カ所(SGP1およびHKG1)の拠点を構える。