週刊データセンターWatch:

カゴヤ・ジャパン、けいはんなエリアのデータセンターを増床

 カゴヤ・ジャパン株式会社は、関西文化学術研究都市エリアで運営しているデータセンターで増床を行ったと発表した。プライベートクラウドの需要増に応えるためという。

 同社のデータセンターは、けいはんな学術研究都市に立地。近隣の1級河川から約2km離れた高台にあり、自然災害リスクは低い。また、データセンター施設そのものが基礎免震構造を採用している。空調面では、床吹き出しと比較してホットスポットが発生しにくい壁吹き出し方式となっているのも特徴。

 今回の増床規模は1フロア526.34平方メートルで、200ラック分の収容が可能。これにより、クラウドサービス「FLEX」が増強されただけでなく、ハウジングスペースの利用希望にも対応する。

 今後カゴヤでは、オンプレミスからクラウドへの移行、既存システムのコストダウン等、顧客ニーズに合わせた柔軟なインフラ設計・提案を進めるとしている。