週刊データセンターWatch:

丸の内ダイレクトアクセス、東京駅近郊「TOKYO TORCH」街区内に新データセンター開設

 丸の内ダイレクトアクセス株式会社は、同社としては3施設目となる新データセンターを、東京駅近郊の「TOKYO TORCH(東京駅前常盤橋プロジェクト)」 街区内にてオープンさせた。

 丸の内ダイレクトアクセスは、三菱地所株式会社および丸紅株式会社の2社による共同出資会社。三菱地所が保有する都心部のオフィスビルに光ファイバー網を構築する一方、データセンター事業も展開している。

 新規開設となるデータセンターの名称は「大手町第2データセンター」。三菱地所が東京駅日本橋口近辺で進めている大規模開発プロジェクト「TOKYO TORCH」の街区内に立地している。大手町は国内有数のビジネスエリアで、かつ他社データセンター、IX(インターネットエクスチェンジ)なども集積しているため、あらゆる面で利便性が高いセンターだとアピールしている。

 総ラック数は130ラック。セキュリティ面では生体認証とICカードを導入するほか、架列ごとに監視カメラを設置した。窒素ガス消火設備、最大72時間連続稼働対応の自家発電設備も導入済み。