週刊データセンターWatch:

富士ソフト、米Xilinx製アクセラレータカードの販売を開始

 富士ソフト株式会社は、データセンターにおけるワークロード(作業負荷)改善などに役立つソリューションとして、米国Xilinx, Inc.(ザイリンクス)製アクセラレータカードの販売を開始した。

Xilinxの「Alveo アクセラレータ カード」

 富士ソフトが新たに取り扱うこととなったのはXilinxの「Alveo アクセラレータ カード」。大規模シミュレーションなどを目的とする高性能計算、機械学習のリアルタイム推論、ビデオトランスコーディング、データベース検索など高負荷作業に対するパフォーマンス向上を図るための製品である。

 インターネット活用が社会的に広がる中、データセンターに対する機能的ニーズはより高度化している。これにともなって、システムに対するCPU負荷が増大し、処理遅延が発生するケースも増えており、Alveo アクセラレータ カードはそうした課題の解決に寄与するとしている。

 なお、富士ソフトは、長らくXilinxの認定パートナーではあるが、Alveo アクセラレータ カードの販売にあたって、改めてVAR(付加価値再販)契約を締結した。