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ブレインパッド、実務に生かせるダッシュボードを約3カ月で構築可能にする実践型教育プログラム
2025年7月2日 09:00
株式会社ブレインパッドは、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールを用いたデータ活用の起点となるダッシュボードを構築できるよう、同社の専門家が伴走型で支援するサービス「実践型ダッシュボード構築支援プログラム」を、7月1日より提供開始すると発表した。
「実践型ダッシュボード構築支援プログラム」は、知識ゼロからでも約3カ月間で、実務に生かせるダッシュボードを構築可能にするプログラム。全部で4段階から構成されており、前半の第1段階・第2段階では、座学や演習を通じて、TableauやPower BIといったBIツールの操作スキルやダッシュボードの構築に関する基礎知識を、各1週間ずつで習得する。
一方の後半では、第3段階として、それまでの知識を振り返りながら、所定のビジネス課題とデータを基に、実際にダッシュボードを構築するハンズオンを2週間行う。そのうえで仕上げの第4段階では、2カ月間にわたるブートキャンプを実施する。このブートキャンプにおいては、ブレインパッドの専門家による伴走型の支援のもと、受講者自身が課題を設定し、要件設計からデータ抽出、加工、ボード構築までを自立的に進めていくとした。
こうしたステップを踏むことで、データの質・量や自社のIT環境上の制約など、各社固有の課題が考慮されたダッシュボードの最適解が生まれるとのこと。そしてプログラム終了後も、担当者が自立的に、自部署の課題解決に資するダッシュボードを構築できるようになることを目指すとしている。
なおブレインパッドでは、BIツールのライセンスを多く保有するものの十分な活用に至っていない、金融機関のケースを念頭に演習を構築したとのことで、その過程においては、同社がデータ利活用の高度化を支援している株式会社静岡銀行からもヒアリングを行っている。