両備システムズ、ワークフロー改善ツール「ServiceNow」が行政ネットワーク「LGWAN」で利用できるサービスを発表

　株式会社両備システムズは、行政機関専用ネットワーク「LGWAN」上において、ServiceNow Japan合同会社のデジタルワークフローソリューションを利用できるサービス「R-Cloud Proxy for ServiceNow」の提供を開始する。

「R-Cloud Proxy for ServiceNow」の利用イメージ

　政府では各種行政システムのクラウド化を推進しており、各自治体においても短期間で新しいシステムを開発・提供できるよう、クラウドを前提とした情報システム基盤への移行が進められている。両備システムズでは、こうしたクラウドへのニーズに応えるかたちで「R-Cloud Proxy for ServiceNow」を提供することになったという。

　本サービスの導入により、自治体はServiceNowのクラウド型プラットフォーム「Now Platform」を利用できるようになる。Now Platformは、複数のシステムを統合し、組織横断型のワークフローを実現するための製品。自治体職員は行政機関専用ネットワーク「LGWAN」接続端末から、Now Platform上で「ServiceNow IT Service Management」「IT Business Management」「Customer Service Management」がセキュアに利用できる。

　住民からの書類対応、問い合わせ対応、部署間連絡などの定型的行政事務にかかる負荷を一元化でき、質の高い住民サービスにも繋がるとしている。