週刊データセンターWatch:

キヤノンITS、西東京データセンターで「VR見学会」実施

 キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)では、「西東京データセンター」の利用検討者向けに、VR技術を活用した見学会の受付を開始した。

 新型コロナウイルス問題を受け、キヤノンITSでは感染対策を施した形でデータセンター見学会を実施している。2020年10月には2号棟が新規オープンするなど見学希望も増えているが、十分に対応できない状況が続いているという。

「VR見学会」で提供されるコンテンツ(一部)

 そこで新たに「VR見学会」を開始する。オンライン会議に参加する「Web方式」、専用タブレットを用いる「タブレット方式」の2種類の方法を用意。このうち「タブレット方式」では、専用端末を見学者自身が操作しながら、施設の様子を確認できる。

 VR見学会で確認できるのは、「西東京データセンター」内にあるエントランス、CPU室など全7カ所。利用イメージについては、特設ページの動画で確認できる。今後もコンテンツ拡充により、見学可能な範囲を広げたいとしている。