週刊データセンターWatch:

富山県南砺市でデータセンター建設、国内最大規模となる電源容量3.1GWの実現目指す
2026年1月27日 06:00
栃木県南砺市と南砺市とGigaStream富山株式会社は、データセンター集積地「南砺キャンパス」の建設誘致構想を発表した。受電能力は合計で3.1GWとしており、「国内最大のデータセンター集積地」とアピールしている。第1フェーズとして、400MW規模の受電量に対応する事業地13.1ヘクタール分の市有地について、南砺市市議会が売却を承認した。今後、具体的な進出事業者を募っていく。
南砺市は富山県南西部に立地する自治体で、人口は約4万5200人。データセンター集積地の東京・大阪からそれぞれ3時間でアクセスできるという交通面での冗長性の高さに加え、通信経路、電力供給などの面でも有利としており、「第三の集積地」としての発展が期待できるという。
GigaStream 富山はデータセンター用産業団地開発に特化したデベロッパーで、データセンター事業者に変わって適地調査や電力設備設計などを担う。2026年1月には、ハワイで開催されるパシフィック・テレコミュニケーションズ・カウンシル(PTC)において、誘致活動を行う予定。
計画の第1フェーズとして、市が所有する13.1ヘクタール分の土地をGigaStream 富山へ売却する議案は可決された。場所は市内の福光里山体育館周辺。ここで電源容量400MWの施設を建設する。着工は2026年春以降、2028年の運用開始を目指す。
開発プロジェクトには南砺市内および富山県内の企業が10社以上参画しており、今後は南砺市商工会とも連携していくという。
