週刊データセンターWatch:

NTTスマートコネクト、大阪「日本橋データセンター」を提供開始

 エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社は5月1日より、大阪・日本橋において「日本橋データセンター」の提供を開始した。

 NTTスマートコネクトでは大阪・堂島エリアを拠点にIX(インターネットエクスチェンジ)やハウジングサービスを提供。近年のトラフィック増加、インターネットサービス事業者の関西進出などに応えるかたちで新しいデータセンターの開設準備を進めていた。

 新たに設立された「日本橋データセンター」は、堂島データセンターと直結。光ケーブリングサービス「堂島コネクト」を通じ、既設のネットワーク環境をそのまま活用できる構成となっている。接続されるルートの大半はとう道(洞道)内の光ファイバーで直結されており、高い信頼性が確保されているという。

 また、災害耐性の高さも大きな特徴だ。震度6強の地震に耐える免震構造を備え、かつ自家発電による72時間連続無給油運転が可能。立地についても、津波の危険性が少ない。ハウジングルーム面積は約450平方メートル(約120ラック相当)。

「日本橋データセンター」のネットワーク構成図