週刊データセンターWatch:

カゴヤ・ジャパン、京都データセンターの増床を決定。2021年11月運用開始

 カゴヤ・ジャパン株式会社は、京都で稼働中の「けいはんなラボ(データセンター)」について、増床にむけた作業を開始した。運用開始は2021年11月の予定。

けいはんなラボ(データセンター)

 「けいはんなラボ」は京都の内陸部に立地するデータセンター。基礎免震構造の採用に加え、1級河川から約2km離れた高台にあることから、自然災害リスクが低いという。また、安定した電源供給のために特別高圧2系統受電を実施。また、高効率の空調設備も採用している。

 増床規模は1フロア、526.34平方メートルで、200ラックを収容できる。カゴヤ・ジャパンでは増床の理由について、コロナ渦を契機とするクラウド移行の加速により、ハウジングを組み合わせたハイブリッド構成の需要が急激に増加したことを挙げている。

 なお、カゴヤ・ジャパンではクラウドサービス「FLEX」も提供中。今回の増床により、オンプレミスからクラウドへの移行など、顧客ニーズに合わせた合わせた最適な導入提案が可能になるとしている。