週刊データセンターWatch:

富士通、「FJcloud」の利用電力を全て再生可能エネルギーに。2022年度目標

 富士通株式会社は、クラウドサービス「FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud」の運用に必要な電力を、2022年までに100%再生可能エネルギーへ転換するとの方針を発表した。

 持続可能な社会の実現に向けて、パリ協定やSDGsが注目を集める中、CO2に代表される温室効果ガスの削減、再生可能エネルギーの積極利用に向けた動きが近年加速している。

 富士通では、使用電力を100%再生可能エネルギー由来に転換することを目指す「RE100」の取り組みに日本初のゴールドメンバーとして加盟。グループ拠点における再生可能エネルギーの利用を2050年までに100%とする目標を掲げ、動き出している。

 データセンターにおけるPUE(Power Usage Effectiveness)の改善にも継続的に取り組んでいる。加えて、FJcloudにおける再生可能エネルギーの全面利用を2022年度までに達成する目標を掲げることで、社会全体の脱炭素化、地球規模の気候変動適応に、より貢献していくという。