週刊データセンターWatch:

ブロードバンドタワー、西日本エリアの拠点「大阪POP」を開設

 株式会社ブロードバンドタワーは、西日本エリアでの通信拠点となる「大阪POP」を、エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社の「堂島データセンター」内に開設した。

 「堂島データセンター」には複数のIXやプロバイダーが入居しており、大阪POPではこれらの広域相互接続を実施。また、ブロードバンドタワーの東日本エリア拠点である「新大手町サイト」とも専用線で接続することにより、各種サービスを提供する。

 ブロードバンドタワーでは、都内4カ所にあるデータセンターをDCI(Data Center Interconnect)で相互接続することにより、サービスの強化を図ってきた。大阪POP新設は、この方針を西日本にも拡大する狙いものであり、システムの多地域分散の需要などに応えたいとしている。

 なお大阪POP開設やその他の設備増強などに、ブロードバンドタワー全体のバックボーン回線(対外)容量は650Gbpsに達する見込み。