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NTTコミュニケーションズ、武蔵野市で「東京第11データセンター」提供開始

NTTコミュニケーションズ「東京第11データセンター」の外観イメージ

 NTTコミュニケーションズ株式会社は「東京第11データセンター」の提供を開始した。東京都武蔵野市に立地し、サーバールーム面積は約6250平方メートル(2600ラック相当)、電力容量は21MW。同社としては首都圏最大規模のデータセンターとしている。

 新データセンターは、活断層から離れ、液状化の可能性が低いとされる武蔵野台地の岩盤上に立地。また施設は、東日本大震災や今後想定される南海トラフ地震クラスの巨大地震に対応するだけの免震構造を採用するなど、災害耐性を高めた。

 ネットワーク面では、NTTコミュニケーションズのインフラ基盤に直結。「Flexible InterConnect」を通じて、外部の拠点や各種クラウドサービスともセキュアに接続できる。

 空調施設には間接蒸発冷却方式を導入したことにより、従来の設備と比較して約60%の消費電力削減を達成した。

 NTTコミュニケーションズでは2018年4月に「東京第10データセンター」を開設したが、需要が堅調なことから、今回の「東京第11データセンター」建設を決めたとしている。

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