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統合ログ管理アプライアンス「RSA enVision」が国内シェアトップに

2010年8月18日
統合ログ管理アプライアンス「RSA enVision」が複数社による市場調査で国内シェアトップに
Tokyo, Japan

RSAセキュリティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山野 修)は、統合ログ管理アプライアンスのRSA enVisionR(アールエスエー・エンビジョン)が、複数社による国内セキュリティ市場調査で2009年度のシェアにおいてトップとなったことを発表しました。これらの調査結果は、2010年度も引き続きRSA enVisionがトップに留まると推測しています。

株式会社ミック経済研究所による「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2010」(*1)によると、統合ログ管理ツール分野の出荷金額シェアにおいて2007年度から3年連続でRSA enVisionがトップになったと報告しています(*2)。また、株式会社富士キメラ総研による「2010ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」(*3)の統合ログ管理ツール分野においても、RSA enVisionが2009年度の市場占有率(金額)シェアのトップとしています。

RSA enVisionは2007年に販売を開始し、現在は国内200社以上の企業に採用されています。導入企業は金融業や製造業、情報通信業が大多数を占めており、日本版SOX法の順守やコンプライアンス対応を図るため、効率的なログの収集・保管と管理、レポートにRSA enVisionを活用しています。

最近は、RSA enVisionをセキュリティ・オペレーションの効率化を図るツールとして導入する企業も増えています。例えば、IT環境が整備された企業では、重要情報を従業員や外部パートナーが直接、入手・加工して業務を遂行したり、自社情報の一部を顧客に公開してサービスを提供するなど、情報の様々な利用形態が考えられます。しかし、情報を自由に利用できる環境は、生産性や顧客満足度を高める半面、不正アクセスや不正操作、情報漏えい、マルウェア感染による情報流出など、多様なセキュリティ脅威が発生する可能性を内包しています。発見の遅延で対応が後手に回ると、直接的な金銭面での損害に加え、逸失利益など非常に大きな事業損失を被る場合があります。

このようなセキュリティの脅威に対して、RSA enVisionは「セキュリティ・インシデント管理プラットフォーム」として機能します。RSA enVisionはサーバー、データベース、セキュリティ機器、ネットワーク機器やアプリケーションなど、収集対象のログをすべて収集し、フィルタリングすることなく取り込み、圧縮、保存できます。ユーザー・アカウントやソースIPアドレスなどで複数ログを照合し、よりクリティカルなセキュリティ脅威を検出し、緊急な対応が求められるインシデントを報告します。インシデントの早期発見により、原因調査や影響範囲の特定をはじめとする事後対応の迅速化を強力に支援します。さらに、データ損失防止ソリューション「RSA DLP(Data Loss Prevention)」との併用により、大きなビジネスリスクを引き起こす情報漏えいや情報流出を早い段階で発見し、スムーズに事後対応を進めてビジネスリスクを低減できます。

以上

*1 「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2010 【内部漏洩防止型ソリューション編】」株式会社ミック経済研究所2010年6月7日発刊
*2 2009年7月16日付けRSAセキュリティのプレスリリースで発表
URL:http://japan.rsa.com/press_release.aspx?id=10313
*3 「2010ネットワークセキュリティビジネス調査総覧 上巻:市場編」 2010年7月26日発刊

■RSA enVisionについて

「RSA enVision」は、企業内に散在する様々な機器やアプリケーションが生成するログを一元管理し、システム全体の運用・管理、コンプライアンス遵守を支援する統合ログ管理アプライアンス製品です。アプライアンスなので導入がとても容易であることに加え、豊富なレポートテンプレート、ログ収集に基本的にエージェントが不要、導入・運用コストを総合的にみて高い投資効果があります。サーバーやアプリケーション、情報機器などへのモニタリング環境が充実し、重要度の高いインシデントをリアルタイムに検出します。また、専門性の高い技術者や監視ツールにより行われてきたセキュリティ・オペレーションの運用・管理経費を大幅に削減できます。 ワールドワイドで2,200社以上、日本国内で200社以上の採用実績を有しています。

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2010/8/18 16:57