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チェック・ポイント、中小規模向けのUTMアプライアンス「Check Point 1400/3000/5000シリーズ」

 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は12日、UTM(統合脅威管理)アプライアンス「Check Point 1400/3000/5000シリーズ」を提供すると発表した。

 新製品はいずれも、ファイアウォール、IPS、ボット対策、ウイルス対策、アプリケーション制御、URLフィルタリングなどの機能を備えるほか、Check Point SandBlast Zero-Day Protectionのサンドボックス技術を統合。さまざまな既知・未知の脅威に対する防御機能を提供する。

 また、SSLで暗号化されたトラフィックも全面的に検査でき、すべての脅威対策機能を有効にした状態でも、最適なパフォーマンスを維持しながらSSL暗号化トラフィックの詳細な検査が可能とした。

 新製品のうちCheck Point 1400シリーズは小規模環境や支社・支店環境に最適なアプライアンスで、容易にセットアップを行えるWeb UIを備えているほか、大規模な導入の場合でも集中管理に対応する。現在、「Check Point 1430/1450/1470/1490」の4モデルがラインアップされ、最大ファイアウォールスループットは900Mbps~1800Mbps。無線LANにも対応する。

 Check Point 3000/5000シリーズは、どちらも小・中規模企業に適したアプライアンス。モジュール型ネットワークスキームを備え、暗号化データの詳細な検査などを実行できるとのこと。ラインアップは、Check Point 3000シリーズは「Check Point 3200」1モデルのみ、5000シリーズには「Check Point 5200/5400/5600/5800」の4モデルが用意されている。最大ファイアウォールスループットは、Check Point 3200が4Gbps、Check Point 5000シリーズが16~32Gbps。

石井 一志