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MS、Surfaceシリーズの新モデル「Surface Book」「Surface Pro 4」を発表

 米Microsoftは6日、Surfaceシリーズの新モデル「Surface Book」「Surface Pro 4」を発表した。一部先行市場で10月7日に予約受け付けを開始し、米国とカナダでは10月26日に発売。その他の市場でも順次発売するとしている。

Surface Book

 Surface Bookは、タブレット型端末にキーボード付きカバーというこれまでのSurfaceシリーズとは異なり、外見は通常のノートPCと同様で、液晶部を取り外してタブレット端末としても利用できる2-in-1型の製品。

 ディスプレイは13.5インチ(3000×2000ドット、267ppi)で、10点マルチタッチに対応。ペン操作にも対応し、製品にはペン(Surface Pen)が付属する。

 CPUにはインテルの第6世代Core i5/i7を採用。さらに、GPUとしてNVIDIA GeForceを搭載するモデルも用意される。バッテリー駆動時間は12時間以上(動画視聴時)。無線LAN(IEEE 802.11ac/a/b/g/n)およびBluetooth 4.0に対応。本体サイズは312.3×232.1×13.0~22.8mm。重量は1516g。OSはWindows 10 Pro。

 製品ラインナップと米国での価格は、Core i5/メモリ8GB/SSD 128GBモデルが1499ドル、Core i5/メモリ8GB/SSD 256GBモデルが1699ドル、Core i5/メモリ8GB/SSD 256GB/GPU搭載モデルが1899ドル、Core i7/メモリ8GB/SSD 256GB/GPU搭載モデルが2099ドル、Core i7/メモリ16GB/SSD 512GB/GPU搭載モデルが2699ドル。

Surface Pro 4

 Surface Pro 4は、従来製品「Surface Pro 3」の後継となる製品。フットプリントはほぼそのままで、薄型軽量化を実現。ディスプレイも前モデルの12インチから12.3インチになり、解像度も2160×1440ドットから2736×1824ドット(267ppi)へと高解像度化した。付属のペン(Surface Pen)も、1024段階の筆圧感知に対応する新たなものとなった。

 CPUにはインテルの第6世代Core M/i5/i7を採用。バッテリー駆動時間は9時間以上(動画視聴時)。無線LAN(IEEE 802.11ac/a/b/g/n)およびBluetooth 4.0に対応。本体サイズは292.10×201.42×8.45mm。重量は766g(Core m3モデル)または786g(Core i5/i7モデル)。OSはWindows 10 Pro。

 製品ラインナップと米国での価格は、Core m3/メモリ4GB/SSD 128GBモデルが899ドル、Core i5/メモリ4GB/SSD 128GBモデルが999ドル、Core i5/メモリ8GB/SSD 256GBモデルが1499ドル、Core i7/メモリ8GB/SSD 256GBモデルが1599ドルなど。

三柳 英樹