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マクニカネットワークス、Web経由のマルウェア感染を防ぐソリューションを販売

Menlo Securityと販売代理店契約を締結

 マクニカネットワークス株式会社は25日、米Menlo Security(メンローセキュリティ)と販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴い、Web経由のマルウェア感染を防ぐ同社のソリューションを提供開始する。

 Menlo Securityでは、「Adaptive Clientless Rendering(ACR)」と呼ばれる分離テクノロジーを利用し、Web経由のマルウェア感染を防ぐサービスを提供している。具体的には、すべてのWebコンテンツを、Amazon Web Services(AWS)のクラウド上に設けたMenlo Security Isolation Platform(MSIP)で実行させ、実行結果だけをエンドポイントに画面転送する。その結果、正規のWebサイトが改ざんされていた場合でも、エンドポイント上ではコードは実行されないため、Webサイト閲覧時のマルウェア感染を防ぐことができる。

 ACRの利用にあたっては、特別なブラウザを用意したり、特別なエージェントをインストールしたりする必要がないため、ユーザーは普段使用しているWebブラウザを利用できる点がメリット。また展開も容易なため、企業規模を問わず統合的なWebセキュリティを実現するとした。

 なお今後は、VMwareやKVMでのサポートも予定されており、オンプレミスにおける仮想環境でも利用可能になるとのこと。