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大崎駅に未来的運動ミニゲーム、体動かしポイント・クーポンをGETしよう!
(2015/3/3 06:00)
クウジット株式会社は2日、大崎駅周辺における参加型実験イベント「エブリスポ!」において、大崎駅西口商店会と連携し、体を動かして運動ポイントを競うミニゲームを開発・提供すると発表した。
エブリスポ!は、電通国際情報サービス(ISID)のオープンイノベーション研究所(イノラボ)が主催するイベントで、住民が運動するほど街のポイントが上がっていくというもの。ウェアラブルデバイスやSNS、デジタルサイネージなどを活用し、日々の運動を楽しく継続しながら、地域に拠点を置く企業と地元商店街、オフィスワーカーと住民が交流し、地域での楽しみをともに広げる仕組みをめざしている。
クウジットは、大崎駅西口商店会のマスコットキャラクター「大崎一番太郎」をモチーフとしたミニゲームを開発。ユーザーは専用デジタルサイネージ(Kinect搭載)の前に立ち、運動量を計測する専用リストバンドを腕に装着する。リストバンドには、スポーツセンサーボード「Q.board」が搭載されており、9軸センサーにより体の動きを計測し、BLEでデータを送信できる。
ユーザーは画面上で「大崎一番太郎」が投げてくる球を両手ではじき返したり、悪役の「ババンバ・バンバン番太郎」が投げてくる球を避けたりしながら体を動かす。また、「大崎一番太郎」がときどき投げてくるチケットをキャッチすると、「エブリスポ!」イベントに協賛している店舗や企業のクーポン・ノベルティなどが受け取れる。イベント期間中(3月2日~22日)、誰でも無料で体験できる。また、3月29日には表彰イベントも開催する予定。
今回は、イベント期間中に街に蓄積された「運動ポイント」によって、表彰イベントの演出内容が変わる仕組みとしている。将来的には、人も街も企業も健康になって、街のソーシャルグッドにつなげていきたい考えだ。
クウジットは、今後も大崎駅西口商店街 新規事業室とともに、大崎の街づくりの人たちと連携し、今後ともIoT・ウェアラブルデバイスを活用した街を面白くする取り組みを共同で行っていく方針。3月22日には「IoT/Wareableを活用した街づくり」をテーマにしたセミナーを「電脳カフェ」にて開催する予定という。
また、大崎駅西口 新規事業室 大崎一番太郎プロジェクトデザイナーの犬山秋彦氏は「大崎一番太郎はこれまでも商店街に最新のデジタル技術を導入し、Twitterのボットや合成音声、Kinect、Unity、オキュラス、MMD(MikuMikuDance)など、さまざまなITコンテンツによる地域活性化の取り組みを行ってきたが、今回は地域=場所を巻き込んでウェアラブルやデジタルサイネージを使用する実証実験に参加させていただきます。まだ見ぬ最新技術を子どもからお年寄りまで、みんなにとって身近に感じてもらえるよう、今回の試みが新しいチャレンジへの第一歩となることを願っています」と述べている。
【お詫びと訂正】
初出時、電通国際情報サービスの社名を誤って国際情報サービスと記載しておりました。お詫びして訂正いたします。