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ITXのWeb会議サービス、Android端末で最大20拠点を表示可能に

 ITX株式会社は17日、Web会議サービス「MORA Video Conference」のAndroid版をバージョンアップした。スマートフォン/タブレットでも最大20拠点の接続画面が表示でき、音声も全拠点双方向が可能に。PCからの接続に近い臨場感ある遠隔会議を実現するとしている。

Android 20拠点接続画面イメージ

 MORA Video Conferenceは、Webブラウザで利用できるWeb会議サービス。月額3000円(税別)/IDの完全定額「ASPモデル」と、多彩なカスタマイズが可能な「サーバ導入モデル」の2パターンを用意。会議室数は無制限で、会議室あたり20人もしくは拠点を接続できる。資料共有、ホワイトボードといった機能も搭載している。

 今回はiOS版に引き続き、Android版をバージョンアップした。従来、Android端末の画面に表示できる拠点数は自己画面を含め最大3画面だったが、今回の強化により、PCと同じ最大20拠点の画面表示に対応した。

 画面表示数は自己画面を除いた2~19画面から任意に選べ、表示したい拠点だけを選択表示することも可能。それぞれの映像はダブルタップで表示を最大化できるため、スマートフォンのような比較的小さな画面でも各拠点の様子を把握しやすいという。

 なお、Android版はPC版のクライアントライセンスをそのまま利用できるため、新たに費用がかかることはない。動作確認端末は要問い合わせとしている。

川島 弘之