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ITX、Web会議サービスに「招待機能」「コール機能」など追加

 ITX株式会社は、PC・スマートデバイスで利用できるWeb会議サービス新版「MORA Video Conference」に、招待機能・コール機能などを追加した新版(Ver11.0:ASPモデル、Ver11.0i:サーバ導入モデル)を10月23日より提供する。

 MORA Video Conferenceは、インターネット環境とWebブラウザさえあれば利用できるWeb会議サービス。手軽に始められる月額3150円/ID定額制の「ASPモデル」と、多彩なカスタマイズが可能な「サーバ導入モデル」がある。資料共有、ホワイトボードといった機能も搭載する。

 新版では、会議開催時にユーザーIDを保有していない社内外の人を一時的に招待する機能を追加。海外の取引先との急なWeb会議の開催などが可能となる。

 自社Webサイト内のボタンをサイト訪問者にクリックしてもらうことでコールセンターを呼び出せる「コール機能」も搭載。受付にPC・スマートデバイスを設置し受付業務を代用したり、カウンターのスタッフが必要に応じて遠隔地にいる専任スタッフを呼び出し、来店した顧客と専任スタッフの音声・映像によるコミュニケーションを行ったりすることが可能。

 このほか、対応映像コーデックを変更。M-JPEGを廃止し、より圧縮率に優れたH.264を使用する。また、スマートデバイスからも、PCと同様にTCP:443/80ポート使用、およびプロキシサーバー経由での接続に対応。スマートデバイスでWeb会議を行う際に、従来は必要だったネットワーク設定を基本不要とした。

 加えて、多人数モード会議室機能も強化し、従来1000人までとしていた入室人数制限を解除、無制限とした。

川島 弘之