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ITX、Web会議サービスのiOS版を強化~iPad上で20拠点の画面表示に対応

iPadでの20拠点接続画面イメージ

 ITX株式会社は、Web会議サービス「MORA Video Conference」iOS版のバージョンアップを3日に行う。これにより、iPad/iPhoneの画面上で最大20拠点の接続画面表示、音声の全拠点双方向通信などが可能となる。

 MORA Video Conferenceは、ネットワーク環境とWebブラウザさえあれば利用可能なWeb会議サービス。初期費用を抑えて手軽に利用できる月額3150円/IDの「ASPモデル」と、多彩なカスタマイズが可能な「サーバ導入モデル」の2種類を用意。資料共有やホワイトボードといった機能も備える。

 iOS版のバージョンアップに伴い、画面に表示できる拠点数を拡大。従来自己画面を含め最大3画面だったが、iPad/iPhoneから接続した場合でもPCの接続時と同様の最大20拠点を画面表示できるようになった。画面の数にかかわらず、音声は常時全拠点で双方向となる。

 このほか、相手画面を選択する操作を簡易に。ポップアップするリストから指先で選択、入れ替えできる機能を搭載した。また、ダブルタップでの相手画面の拡大・縮小表示、およびピンチイン・ピンチアウトでのサイズ調整機能も備えた。

 MORA Video Conferenceの価格は、ASPモデルが初期費用8万1900円/ID、月額費用が3150円/ID。サーバ導入モデルはシステム構成によって異なる。

川島 弘之