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ニフティ、「ハコクラ」で勤怠管理とコラボツールを提供

クラウドサービスの試用版とマニュアルをセットにして提供

 ニフティ株式会社は15日、SaaSを箱形のパッケージにして提供する「ハコクラ NIFTY Cloud selection」(以下、ハコクラ)のラインアップに、勤怠管理システム「Touch On Time」とコラボレーションツール「co-meeting」を追加すると発表した。価格はいずれも880円(税別)。なお今回も、第1弾の3タイトルに続いて“ワークスタイル変革”をテーマに提供するという。

 「ハコクラ」は、SaaSを一定期間試用できるプロダクトキーと利用マニュアルを同梱したパッケージ。購入後すぐに試用でき、試用期間終了後に継続利用したい場合は、所定のWebサイトから申し込むことにより、月額課金形態で正式版に利用開始できるという。

 今回提供される「Touch On Time」は、株式会社デジジャパンが提供するクラウド勤怠管理サービス。低コストながらも、勤怠管理作業にかかる手間を軽減できる点が特徴という。また、集計作業の自動化や離れた拠点の勤怠の一括管理可能なほか、スケジュール・残業などの申請・承認もPCや携帯電話から行えるとのこと。

 試用期間は60日で、正式版は1ユーザーあたり月額300円(税別)。

 一方の「co-meeting」は、株式会社co-meetingが提供するコラボレーションツール。音声会話並の議論をテキストだけで実現できる点が特徴で、例えばマネージャーへのQ&Aや先輩への技術的な相談など、十分な時間を割けず、ボトルネックになりがちなコミュ
ニケーションの機会そのものを増やせるとのこと。

 こちらも試用期間は60日で、正式版は、エンタープライズプランの場合、1ユーザーあたり月額600円(税別)。

 なおニフティでは、3月末までに累計20タイトルをラインアップする予定としている。

石井 一志