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ニフティの「ハコクラ」、予約管理や会計、POSレジシステムをラインアップ
クラウドサービスの試用版とマニュアルをセットにして提供
(2014/2/3 12:26)
ニフティ株式会社は3日、SaaSを箱形のパッケージにして提供する「ハコクラ NIFTY Cloud selection」(以下、ハコクラ)のラインアップに、5種類のパッケージを追加すると発表した。今回もこれまで同様、“ワークスタイル変革”をテーマに提供する。
「ハコクラ」は、SaaSを一定期間試用できるプロダクトキーと利用マニュアルを同梱し、簡単に利用できるようにしたパッケージ。購入後すぐに試用できるほか、その期間終了後も継続利用したい場合は、所定のWebサイトから申し込むことにより、月額課金形態で正式版に移行できるという。
今回新たに提供するのは、予約管理システム「ChoiceRESERVE」(エステ・クリニック・サロン業界向け、飲食・観光・レジャー業界向けの2タイトル)、全自動会計システム「freee(フリー)」(小規模法人向け、個人事業主向けの2タイトル)、タブレット型POSシステム 「EC-Orange POS」の5つ。
このうち「ChoiceRESERVE」は、予約管理システムとしての使い方はもちろん、「時間」を軸に、人・モノ・スペースといった空きリソースを整理するためのツールとして、さまざまな場面で利用できるとのこと。試用期間は30日で、継続利用する場合は、両業界向けとも、プランA(1カ月あたりの予約受付数:300件)の場合で初期費用が3万円(税別)、月額費用が2万円(税別)。
「freee」は、銀行やクレジットカードを登録するだけで、自動で会計帳簿が作成可能な全自動会計システム。経理や簿記の知識がなくとも、画面の指示に従って操作すれば、会社法に準拠した決算書や青色申告決算書が作成できるという。試用期間は90日で、継続利用する場合の価格は、小規模法人向けが年額1万8857円(税別)、個人事業主向けが年額9333円(税別)。
「EC-Orange POS」は、タブレットを利用してPOSレジを実現するシステム。その場で商品・在庫情報、サービスメニュー、顧客情報などが確認できるため、顧客を待たせず、そのままレジ精算も行えるとのこと。また会計機能だけでなく、在庫・顧客情報閲覧、プロモーション、販売分析、CRMなどのバックヤード機能も備えている。試用期間は30日で、継続利用する場合の価格は、初期費用が5万円(税別)、月額費用が9800円(税別)。