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アシスト、DWHとBIを一体化させたソリューション「WebFOCUS Turbo」

 株式会社アシストは7日、DWH(データウェアハウス)とオペレーショナルBI(ビジネスインテリジェンス)を一体化させたソリューション「WebFOCUS Turbo」を発表した。同日より販売開始する。

 「WebFOCUS Turbo」は、米Information BuildersのBIプラットフォーム「WebFOCUS」、米Calpontの列指向型データベース「Calpont InfiniDB」、各種導入・活用支援サービスをパッケージ化したソリューションである。

 これを利用すると、開発生産性が高いWebFOCUSにより、定型から非定型検索までカバーする情報活用基盤を短期間で構築可能なほか、大量分析/検索用途に特化したInfiniDBでは、チューニング不要ながらも高い検索パフォーマンスを安定して発揮できるので、データ分析の課題を解消可能という。

 また将来の利用拡大時には、データベースをコア追加で増強でき、BIツールも、ユーザー増加時の課金が不要とのこと。こうした特徴により、「BIの利用を拡大したいが、BIツールの操作性、ライセンス体系、検索時のレスポンス低下がネックとなり展開が難しい」「検索レスポンスなどのパフォーマンス劣化について、データベース側からの解決に苦労している」といった課題を解決できる。

 ラインアップは大きく2つに分かれる。安価な「WebFOCUS Turbo Basic」は定型検索のみを対象としており、指名ユーザー版(50ユーザー)が806万7500円(税別)、ユーザー無制限のCPU(4コア)版が1674万9000円(税別)。「Basic」に非定型検索機能を付けた「WebFOCUS Turbo」は、指名ユーザー版(50ユーザー)が1476万8500円(税別)、ユーザー無制限のCPU(4コア)版が3144万9100円(税別)。価格はいずれも、2013年末までのキャンペーン価格となる。

 このほか、WebFOCUSの導入支援、初期設定、教育、BI開発スタートアップ支援と、InfiniDBの導入支援、教育を含めた「標準支援パック」も、104万円(税別)で提供するとのこと。

石井 一志