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コンピュウェア、モバイルアプリのパフォーマンス監視サービスを無償提供

 日本コンピュウェア株式会社は12日、モバイルネイティブアプリケーションのパフォーマンス監視サービス「Compuware APM Mobile Monitoring Service(以下、MMS) 英語版」を無償提供すると発表した。

 MMSは、SaaS型で提供され、実際のユーザー視点からモバイルパフォーマンスを監視するサービス。企業はモバイルアプリケーションにアクセスしているユーザーの特定、デバイスやWebブラウザごとのパフォーマンス状態の把握、デバイス特性(信号強度、バッテリー残量、メモリなど)による影響範囲を特定できる。同時に、クラッシュの検出・診断も行える。

 iOS/Androidアプリに関しても監視が可能。アプリのパフォーマンスデータをモバイルデバイスから直接測定し、パフォーマンス低下がエンドユーザーに与える影響と、時間の経過に伴う詳細なパフォーマンストレンドやパターンを確認できる。

 また、あらゆる地域、デバイス、ネットワークを通じて、ユーザー数およびアプリケーションセッションのトラッキングを行い、アプリケーションが安定しているかどうか、24時間365日利用可能かどうか、顧客が必要とするときにいつでもサービスを提供できるかなど、役に立つ情報を提供する。

(川島 弘之)