CTC、AWSを利用したクラウド環境の構築・運用サービス

　伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（CTC）は25日、Amazon Web Services（AWS）のプラットフォームを利用したクラウド環境の構築・運用サービス「cloudage CUVIC on AWS」を発表した。11月より提供する。

　CTCは2008年から、サーバー・ネットワーク・ストレージなどのITインフラを月額料金で利用できるクラウドサービス「TechnoCUVICシリーズ」を提供しており、ミドルウェアまでの構築・運用を行うSEプロフェッショナルサービス「TechnoCUVIC Pro」や、災害対策対応の「TechnoCUVIC DR」など順次機能を拡張してきた。

　今回提供するcloudage CUVIC on AWSは、「インテグレーションサービス」「オペレーション・サポートサービス」「AWS利用料金の支払い代行」を提供する。

　インテグレーションサービスでは、AWSのクラウド環境の利用に関する企画・立案から、システム設計、サービス設計、構築・運用を含めた支援を行う。企業が既存で保有しているシステムやCTCのほかのクラウドサービスとの連携にも対応する。

　オペレーション・サポートサービスでは、AWSのクラウド環境における、サーバー・ストレージなどの各種ログ上での稼働状況監視や、設定変更、バックアップなどを支援する。技術的なQ＆Aも提供する。

　AWS利用料金の支払い代行では、AWSのクラウドサービスを利用する企業の支払を代行。円建ての支払処理を実現する。