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JBS、ERPシステムの標準化とカスタマイズ性を両立する「SAP BTP」の導入支援サービスを提供
2025年5月30日 16:45
日本ビジネスシステムズ株式会社(以下、JBS)は29日、「SAP Business Technology Platform(BTP)」の導入支援サービスを提供開始すると発表した。
「SAP BTP」は、SAP S/4HANAなどのERP製品と密接に連携しながら、標準機能に適合しないプロセスの統合や、AI、データ分析機能等をクラウドベースで提供する統合プラットフォーム。システム開発における「プラットフォーム」「システム統合」「データ基盤」などの要件をまとめて担い、ERPが持つ価値を最大限利用しながら、ビジネス成長に向けた企業独自のソリューションを組み合わせることで、より高い付加価値を創出できることが大きなメリットという。
また、ERPを段階的あるいは部分的にパブリッククラウドへ移行する場合、システム連携・データ整合・拡張性の確保が難しくなるといった新たな課題が出てきてしまうが、そうしたハイブリッド運用の橋渡し役としても有効とした。
今回JBSでは、20年にわたるSAP導入・運用保守の経験とSAP ERP製品に対する知識をベースに、事業に適したシステム開発のプランニング、標準機能とAIやデータ分析など必要な拡張機能のアーキテクチャ設計、システムの設定・構築、カスタマイズ、運用支援などを、専門のチームが伴走。SAP ERP製品の標準機能を生かしながら、SAP BTPが持つ拡張性により、高度な業務変革を実現するとのこと。