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CTC、オンプレミス環境からAWSへのデータベース移行支援ソリューションを提供

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は29日、オンプレミス環境からAmazon Web Services(AWS)へのデータベース移行と冗長化を支援するソリューション「データベース移行ソリューション for AWS」「データベース冗長化ソリューション for AWS」を提供開始した。CTCでは、今後3年間で50社の受注を目指す。

 データベース移行ソリューション for AWSは、オンプレミス環境からAWSへのデータベース移行計画を作成し、実際の移行作業完了までをワンストップで支援するソリューション。AWSおよびデータベース移行に関する知識と経験を持ったエンジニアが、既存システムの利用状況や移行要件を踏まえて、最適な移行方法を提案し、既存システムからのデータ変換作業と移行作業を実施する。提供価格は100万円から。

 データベース冗長化ソリューション for AWSは、可用性を確保しながら、オンプレミス上の既存システムのデータベースをそのままクラウド環境で稼働させるソリューション。ソフトウェア開発を行うサイオステクノロジー株式会社のHAクラスターソフトウェア「LifeKeeper」と、データレプリケーションソフトウェア「DataKeeper」を使用し、リアルタイムでのデータの複製や障害直前までのデータ保護、ストレージ機能のミラーリングなどを行う。

 また、冗長化の対象範囲を、通常AWSが対象としているOS、仮想サーバーに加えて、ミドルウェアやアプリケーションにまで拡大し、従来オンプレミス環境で利用していたアプリケーションに変更を加えずに、データベースの移行と冗長化を行うことができる。提供価格は320万円から。

 CTCでは、2012年からAWSを活用した環境構築・運用サポートサービス「CUVIC on AWS」を提供しており、AWSの構築実績とデータベース移行のシステム構築実績を活かして、クラウド環境へのデータベース移行を支援していく。

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