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NTT東日本、1社ごとに開催する伴走型の無料セキュリティワークショップ「SmoothRoadmap」

課題を見える化しながら、安心できる業務環境を構築するまでのロードマップを共同で策定

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は29日、同社の情報セキュリティ対策のノウハウを基に各企業のセキュリティ環境を可視化し、その課題に合わせたベストプラクティスを紹介する伴走型の無料ワークショップ「SmoothRoadmap」を、同日より提供開始すると発表した。各企業の課題に対してじっくりと向き合うため、1社ごとに開催。コンサルタントが個別対応で課題解決を支援する点が特徴とした。

 「SmoothRoadmap」は、セキュリティ分野を対象として、個社ごとに実施する3日間の無料ワークショップ。セキュリティコンサルタントが各企業のセキュリティ課題を見える化しながら、対策の優先順位を整理し、安心できる業務環境を構築するまでのロードマップを共同で描いてくれるという。

 初日はまず、セキュリティサポートチームがNTT東日本グループの取り組みを紹介するとともに、事前に記入したヒアリングシートだけでは把握しきれなかった、企業の実情や課題を詳しく掘り下げ、企業の情報セキュリティ対策状況を、コンサルタントが「見える化」していく。

 続く2日目は、企業の情報セキュリティ対策状況を基にコンサルタントが課題を抽出し、解決に必要なベストプラクティスを紹介する。そして、こうした情報を基にワークショップの参加者が意見を交わすことで、社内で達成すべきマイルストーンをあぶり出すとした。

 最後の3日目は、これまでのディスカッションをベースとしてリスク評価を行い、その優先順位を基にロードマップを作成する。この段階では、社内のエグゼクティブにも納得してもらいながら情報セキュリティ対策を実施できるよう、説明に向けた戦略面のサポートも行うとのこと。

 なお原則として、初日はNTT東日本さいたま新都心ビル(さいたまメディアウェーブ)、2日目と3日目はNTT東日本初台ビルでの実施となる。